9・11テロ、イラク戦争関連サイト

もう「イラク戦争」は終わったのに、とお考えの方々、エッセイにて論じているように闘いはまだ終わっていません
「ホッブス的秩序の問題」へ人類を突き返す「先制攻撃」の論理を叩かないと、次から次へと戦争が起きてしまいます
その危機感から改めて別ページを設けることにしました。

 

A.N.S.W.E.R (Acto Now to Stop War & End Racism

キング牧師の誕生日の休日を挟んだ連休の初日に、1万人を動員したワシントンD・Cを筆頭に全世界での対イラク攻撃反対デモの中心となった団体のホームページです。

Bill of Rights Defense Committee

9.11テロの直後に静定された〈愛国者法〉は、合州国憲法の精神、わけても修正第1条の精神を踏みにじるものです。さらにまた、ブッシュ政権が外交面のドクトリンとしている〈先制攻撃〉の論理も、良心の自由の保護を規定した修正第1条に真っ向から対立します。このサイトは、このような憲法蹂躙に危機感を感じた人びとが集まっているサイトです。本格的な法論も展開されています。

Fellowship of Reconcilliation (FOR)

第1次世界大戦の「国家総動員態勢」に危機感を抱いたひとびとが結成した国際的平和主義団体の老舗です。実は、キング牧師に非暴力直接行動を「教えた」のは、この団体の幹部だったのです。その組織は未だ健在、そして今回の戦争にも大きな声を上げています。イラクやパレスティナからのレポート有り!

Global Vigil for Peace

アメリカ東海岸時間で3月16日午後7時より、夜通しの反戦祈祷集会が、全世界131の国で開催されたキャンドルを灯す反戦運動がありました。これはその調整をおこなっている連合組織のサイトで、その時の模様を伝える画像が閲覧できます。

Japan Association for Middle East Studies((日本中東学会)

「イラク問題」や「テロ」に関する会員の論考が掲載されているコーナーがあります。これらの問題は、アメリカも深く関係しているのは言をまたないことですから、アメリカ研究者もどこか論考を交換しあえる場があるといいです(「アメリカ研究」で飯を喰っているものとしての本音)。

Re:Construction

9.11テロ以後のニューヨークの模様の画像を集めたサイトです。ここに見られる人びとの姿は、これ以上無為な人の死を望まない姿であり、報復と「テロとの戦争」の名の下での戦争の拡大を望んでいるとは思われません。一度ご覧になってください、あなたの胸を打つこと、間違いなし

September 11 Resources

9.11米国同時多発テロ関連のサイトを集めたものです。この件でウェブ上の検索を行えば、アメリカ政府のプロパガンダか、好戦的論陣をはっているサイトがまずヒットします。ここは、テロを憎むものの、その後のブッシュ政権の行動には批判的なものたちーーわたしと同じ考え方のひとたちーーが制作運営しているウェブサイトへのリンク集です。

Historian Against War

アメリカの歴史学者たちは、歴史学の知見を生かし、反戦運動を行っています。これはそのなかでも最大の団体のHPです。

Iraq Peace Pledge -- Chicago

シカゴ都市圏で平和的国際紛争の解決を目指している団体の一覧表です。シカゴは都市とはいえ、共和党支持者が多く、決してリベラルな街ではありません。そこでも多くの人が「ブッシュの戦争」に反対していましたし、いまも国際紛争の平和的解決を求め、活動しています。「pledge=誓い」は取り下げられていません!!!

Institute of Public Acurracy

もともとは広範な問題を扱うオンブズマンのサイトです。が、目下アメリカでいちばんの問題となっているのは、イラク攻撃に対するブッシュ政権の説明責任。さまざまな分析をくわえて報告しています。

News from the Anti-War Movemnet

United for peace and Justiceの呼びかけに応じ、対イラク侵略国際秩序破壊戦争開始前のシカゴでの反戦デモの模様をストリーミング放送しています。わたしもこの現場にいました。マックユーザーのためにQuick Timeのファイルも用意されてあるあたり、気配りがすばらしい。

Oxfam, Humanitarian Crisis in Iraq

わたしの断乎とした反戦姿勢に納得できない方、ならば、戦後復興を助けてください。悲しいことにニュースで今やおなじみになった街、バスラとナッシリアで水道復旧事業を行っているNGOのHPですーーついでに、英米軍は「指名手配者」の逮捕が優先課題、このような事業を無視しているとはいわないものの、二の次にしています。HPから寄付ができるようになっています。ちょうど円高ドル安の折り、5000円の寄付が大きなものになります!

Sorry Everybody

2004年大統領選挙の結果について、アメリカ人が全世界に向かって謝罪しています!

Troops Out Coalition

2004年3月19にtに、元連邦司法長官のラムゼイ・クラークや、リベラル左派系労働組合、さらには元ブラック・パンサー党員のムミア・アブ=ジャマルなどを中心に結成さられた団体のウェブサイト 。 反戦活動のみならず、ハリケーン・カトリーナ救済問題等々の社会運動にも従事しています。

United for Peace & Justice

2月15日にニューヨーク、16日にサンフランシスコで大反戦集会を開いた団体のウェブサイトです。当初は「集会」ではなく、「大デモ行進」を行う予定でした。しかもニューヨークでは、アメリカ人のなかにも戦争に反対しているものがいるということが、他国にもよくわかるように、国連本部前でそれを行う予定でした。が、なんと、ニューヨーク地裁が、「行進」を禁止する差し止め命令を出しました。この明らかな憲法修正第1条違反を巡回控訴裁判所が支持することになり、「行進」が「集会」になったのです。さて、ブッシュおぼっちゃまは、「イラクを制圧するのではなく解放するために軍事行動を起こす」と言っているのですが、ならばイラクなどより、どうかニューヨーク地裁に軍隊を派遣してもらえませんでしょうか。「もし」の事態が起きたときを考え、いま(2002年2月17日)の時点で予告しておきます。アメリカがイラクを制圧したとき、馬鹿者どもが「戦勝パレード」をするのは明らかです。今回の「行進」禁止の理由のひとつに「テロリストの活動を阻止する」ということがありましたが、かかる分子の活動は「戦勝パレード」の方がより高くなります。でもきっと地裁はパレードを禁止はしないでしょう。ああ、世界が狂い始めている、と諦念に沈む前に、このサイトへ是非アクセスを。世界各地の反戦活動へのリンクがあり、団体はアクセス数をカウントしています。そのカウンターが動いたとき、あなたの訪問の印が「反戦活動への高まる関心」として記録されます。

Window Lights for Peace

Global Vigil for Peaceに参加した団体MoveOn.orgが、その運動の模様を報じています。

Writers Against War

活字メディアで活躍しているものの反戦声明です。ブッシュ大統領への要求書と、この声明に賛同したものの署名が掲載されています。

Znet, A community of the people commited to social change

ウェブに掲載されたエッセイを集めているサイトです。もう言語学者をやってられず、完全に運動家になってしまったノーム・チョムスキーのものもあります。