本日、マケイン陣営の本部は、ミシガン州から撤退することを発表した。これは実質として共和党がこの州を民主党に譲ったことを意味し、オバマの選挙団獲得が確実となった。
したがって、ミシガン州はバトルが終わった最初のバトルグラウンドとなったのである。意外とあっさりしていた。ここのところオバマ陣営の優勢が伝えられ、支持率の差が拡大しているとは言われていたものの、それはそれで「アナウンスメント効果」(これについてはいずれここで詳しく説明する)をわたしは怖れていた。
この小連載はこれで終わりとなるが、これまで感じたこと、調べたこと(たとえば有権者登録の問題など)はここに引き続き書き記していく。また、「選挙戦から撤退」ということも、日本の選挙の感覚だとわかり難いと思うので、これもまた日を改めて説明する。
それにしても、これからは共和党の破廉恥な選挙公告を見なくて済むと思ったら、ホッとする。