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民主政治を考える…

今日、参議院選挙がありました。直接アメリカ黒人とは関係ありませんが、奴隷制以来、彼ら彼女らが闘っていたこと、それは民主政体のなかでどうやって声を響かせるかです。

だから敢えて政治的発言を行います。

でも、ちょっと簡単な喩え話から…

ある男とある女がデートの約束をしておりました。ところがデートの前の日に女からドタキャンされました。

そこでその男が「約束を果たすのが私の使命」といって、約束果たすことを「実行」したら、これは「迷惑条例違反」、ストーカー行為である。相手は、約束はもはや「約束」ではない、と言っているのだから。

選挙に負けた、しかも惨敗した党首がそのまま居座るというのは、戦後の憲政上なかったことである。安倍晋三が言う「戦後レジームからの脱却」、それはこういう意味だったのであろうか。

ならば、この政権は、もはや「ストーカー政権」と名づけるにふさわしい。

選挙の意思を政治家が受け入れないとすれば、その政体は民主政体とは言えない。

我々は現政権に「ノー」を突きつけるため、もう辞めてくれという意思表示を、ではどうすればできるのであろう。

ここで現政権が続けば、それは我々は投票権という「権利」はもつものの、政治に影響を与えるパワーはないということだ。この点、実は、ブラック・パワー運動家が問い詰めたものだった。我々は「意思決定過程」 decision making process にどうすれば影響を与えられるのか、と

彼ら彼女らが、そう考えたのも影響を与えることができていないと考えたからである。

その問いは、今日、私に戻ってきた。

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2007年07月29日 23:46に投稿されたエントリーのページです。

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