NAACPの会長を辞したクウェイシ・ムフーメは、2006年の連邦議会議員選挙で、メリーランド州の下院か上院で立候補することを考えているらしい。
彼は、NAACP会長就任前には、メリーランド州選出の連邦下院議員で、黒人議会議員連盟(Conressional Black Caucasus)の委員長だった。彼自身、このような噂に対して、「将来のことについては、いかなる可能性も否定しない」と言っている。
NAACPの次期会長が誰になるのかは気になるところだが、もし彼が当選するとなると、NAACP会長経験者が連邦議会議員になるのは歴史上初めてのことになる。
ひょっとすると、運動の現場感覚をもった人間が議員になることで、右派翼賛状態の連邦議会に風穴が悪かもしれない。