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ムミア・アブ=ジャマルとNAACP

NAACPの幹部会は、大会終了直後の15日、1970年代にフィラデルフィア(今年の大会が開催された場所)で警官殺害の嫌疑で死刑判決を受けている、元ブラック・パンサー党活動家で社会派のトーク・ラジオDJだったムミア・アブ=ジャマルの再審請求を支持する決議を緊急採決した。

日本語で手記の翻訳も出ているアブ=ジャマルは、獄中より無罪を訴えている。

アムネスティ・インターナショナルUSA支部の調査によると、アブ=ジャマルの死刑判決が下った裁判において、判事は「あのニガーを油で揚げてしまえ」"fry that nigger"というとんでもない発言をしていたらしい。同組織は、この発言だけでも、再審理請求の充分な根拠となるという見解を発表している。

なおNAACPの決議にあたっては、創設者のひとり、W・E・B・デュボイスの息子で現在マサチューセッツ大学教授、デイヴィッド・グラハム・デュボイスが強力に推進したものである。

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2004年07月16日 10:02に投稿されたエントリーのページです。

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