かつてよりマイノリティを不当に扱っていると問題が指摘されているフロリダ州の大統領選挙投票手続き・基準に対し、15日、連邦公民権委員会が正式に調査に乗り出すことを発表。
なお、この機関は、法の執行権限は持っていないが、各省とは独立した団体である。したがって、「人種主義者」であり、「公民権侵害を恥も外聞もなく実行している」と悪名が高い、ジョン・アッシュクロフト司法長官が「介入」する権限はない。ちなみに委員長は、クリントンが任命したメアリー・フランシス・ベリー。
公民権委員会がどこまで調査し、是正を求められるかはさておき、事前にここまで注目が集まれば、少なくとも2000年大統領選挙「級」の露骨な投票権侵害は防ぐことができるのではないだろうか。