『サンフランシスコ・クロニクル』紙は、黒人やラティーノを中心に大規模な選挙権剥奪が起きた2000年大統領選挙の回顧記事を掲載。そこで改めて、前回の選挙で技術的問題からカウントされなかった票の過半数以上が黒人が多数の選挙区のものであったという事実を指摘する。
その後、紙に書いた投票用紙のカウントから、タッチ・スクリーン方式に変える「ハイテク導入」がなされているようだが、同紙はそこにおける問題点も指摘している。2000年のフロリダ州でおきたような、警官による投票妨害が再発する危険性をタッチスクリーンは回避できないということ。
この見解にわたしは同意する。